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日本紙「キム・ヨナ、表現力の妖精 大技なくてもGP7連勝」

12日、京畿道高陽で開幕するフィギュアスケートグランプリファイナル女子シングルを控え、日本メディアがキム・ヨナ(18、軍浦スリ高)に関する報道をしている。今回のグランプリ優勝の行方がキム・ヨナと日本代表として出場する浅田真央(18)の同い年ライバル対決に絞られているからだ。日本メディアはキム・ヨナの実力を認めながらもどこかで牽制する雰囲気だ。

朝日新聞は10日「キム・ヨナ、表現力の妖精」という見出しのスポーツ面トップ記事で「これといった高い技術はないが、表現力をもとに国際大会7連勝をあげた」と報道した。新聞は「キム・ヨナは4回転やトリプルアクセル(3回転半)などの大技はない」とし「しかし安定した成績を維持できる理由は、ジャンプのおかげ」と評価した。日本の専門家はキム・ヨナのジャンプを“こう教えたいなと思う教科書通り”と表現した。高難度技術は駆使しないが、定石どおりジャンプをしているという意味だ。新聞はまたキム・ヨナが「韓国の国民の妹としてアイドル並みの人気」とし「サムスンやナイキなど10を超える有名企業がスポンサーにつく選手」と伝えた。

同じ日、毎日新聞も今大会に出場する主要選手たちを紹介した。新聞は「キム・ヨナがジャンプの高さや優雅な表現力で今シーズンのグランプリで2勝をおさめた」とし「韓国で開催されるだけにキム・ヨナに採点が有利に適用されるだろう」と報道した。「キム・ヨナはジャンプの安定感が落ちるのが欠点だ。最近、表現力がよくなった浅田の3年ぶりの優勝も十分に可能だ」と見る、一方、日刊スポーツは9日付報道で「2度のグランプリで190点を超える高得点で連勝し、ファイナル進出を最初に決めたキム・ヨナが安定面で一歩リードしている」と評価した。

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