プロ野球斗山（トゥサン）の金東柱（キム・ドンジュ）は日刊スポーツとの電話インタビューで、「代理人を通じて日本のチームとの調整がほぼ終わったと聞いている。近く入団と関連した公式発表があるだろう」と明らかにした。

金東柱は、「チーム名を明らかにすることはできないが、自分が望む条件を満たしてくれる水準だ」とし、日本進出が事実上確定したことを示唆した。昨年から日本進出に向け動いていた金東柱の努力は２年目にして結実する見通しだ。


金東柱の新天地となるチームは千葉ロッテかオリックスが有力だという。昨年冬にフリーエージェント（ＦＡ）資格を得た金東柱は、斗山からの４年間最大６２億ウォン（約４億２５００万円）の再契約提示を蹴り、年俸７億ウォンの１年契約とするほど日本行きに強い意志を見せていた。

今シーズン終了後、日本のチームとの交渉は振るわなかったが、金東柱は「条件を下げてても今回は日本行きを必ず実現させる」と意欲を見せていた。