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◇「脱理念」「脱政治」で多様化=これらの躍進は、ドキュメンタリー分野にも脱理念、脱政治の風が吹いていることを示す。『今なら話せる』(MBCテレビ)、『韓国社会を語る』(KBSテレビ)など、時事または告発性の、政治を中心とするドキュメンタリー一色から抜け出し、多様化を試みているということだ。『北極の涙』は地球温暖化を非難する声を高める代わりに、変わっていく北極の姿を静かに伝える。大型のドキュメンタリーではないが、時事的な主題と生活の現場を求めるKBSの『ドキュメンタリー3日』も、72時間にわたる日常を淡々とスケッチすることで優れた日常性とリアリティーを確保したと評価されている。
秀作目指す「ドキュメンタリー韓流」の夢(1)
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