|
K-1ファイターの崔洪万(チェ・ホンマン、28)が、本人が望んでいなかった総合格闘技(MMA)に転向する見通しだ。立ち技打撃系のK-1での不振から肩身が狭いためだ。谷川貞治K-1代表は日本の日刊スポーツ8日付のインタビューで、「崔洪万はK-1スタイルで進化が見えない。総合格闘技の方がいいのではないか」と述べた。えん曲した表現だが、MMAへの転向勧告だ。
崔洪万は6日に横浜で開かれたK-1ワールドグランプリ・リザーブマッチで、レイ・セフォー(ニュージーランド)に0対3の判定負けとなり、昨年から4連敗を喫した。振るわない結果も問題だが、試合内容も期待以下だった。ファンですら、「テクニックの発展がなく、身長が高い(2メートル18センチ)だけではK-1で生き残るのは難しい」と悲観的に評価する状況だ。K-1は最近人気回復のためスピードとテクニックを備えた選手を育てる一方、体の大きさと力だけで勝負する‘巨人’の整理に乗り出している。
この記事を読んで…