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張外龍(チャン・ウェリョン)仁川(インチョン)ユナイテッド監督のJリーグ行きの可能性が浮上している。
日本のスポーツ専門紙スポーツニッポンは8日「韓国の張外龍監督が大宮アルディージャの次期監督候補に浮上した。就任1年ぶりで守備中心だったチームを攻撃的に切り替えた樋口靖洋前監督のサッカーをレベルアップさせることができる人材として張外龍監督が候補リストに挙がった」と報道した。
同紙によると大宮球団関係者は「まだ決まっていない」と明らかにしているが、大宮の強化部長が先月、仁川の試合を見に来韓した。スポーツニッポンは「張監督が有力候補の1人であり、本格的な交渉に突入したものとみられる」と付け加えた。
2005年J1に昇格した大宮アルディージャは4年連続残留に成功した中下位圏チームで、今季12位(勝ち点46点)に入った。Jリーグの名門浦和とさいたまダービーも戦う縁故チームだ。樋口前監督は6日「シーズン初め、目標にした1けた順位と勝ち点50点達成に失敗したため辞任する」と電撃辞任を発表した。
一方、キム・ソクヒョン仁川副団長は「全く論議されていない。張監督とは来年まで契約が残っている」とうわさを一蹴した。89年から日本に渡り、99年に日本サッカー協会の公認S級ライセンスを取得した張外龍監督は、日本でヴェルディ川崎監督(00)、コンサドーレ札幌監督、コーチ(01~03)を歴任している。
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