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キム・ハヌルが、韓国の情報機関、国家情報院(国情院)内で女優としては初めて実弾射撃を行った。
キム・ハヌルは最近撮影中の映画『7級公務員』(ハマリオピクチュアーズ制作、シン・テラ監督)で、国情院の射撃練習場に入り、実弾で銃を発砲するシーンを撮影した。一般の人々の出入りが制限される国家保安施設の国情院が、室内の射撃場を撮影地として提供したのは異例のことだ。
05年に公開された映画『台風』のとき、国情院が本館沿いの道路を公開したことがあり、ドラマ『エアシティー』と『犬とオオカミの時間』で一部撮影が許可された。国情院側は「開かれた国情院」の姿をアピールするという趣旨から、保安に抵触しない範囲内で院内を公開してきた。
キム・ハヌルは同作品でセクシーな秘密要員役を演じる。最先端の犯罪と戦う捜査官であることから、「007」並みの高度なスパイ能力が求められる。射撃はもちろん、ジェットスキー、乗馬、フェンシング、武術など各種のアクションを消化した。乗馬は代役なしで演じ、大きくケガをしたこともあったが、決して途中であきらめなかった。
「7級公務員」とは、国情院が定期採用試験を通じ選抜する新入要員らに、入社後初めて与える公務員級数のこと。身元情報を維持するのが命も同然の国情院の新入男女要員が、互いの身元情報を知らないまま恋に落ちるという内容を描いている。今月末にクランクアップの予定だ。
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