北朝鮮は4、5日の両日、シンガポールで行われた、米国との検証議定書を用意するための6カ国協議首席代表間の会合で、最大の争点である‘サンプル採取’を明文化する米国の折衷案に対し、自国の立場を明確に示さなかったと、外交消息筋が伝えた。
これを受け、今回の米朝会合で‘サンプル採取’表記を含む検証議定書の内容を事実上決めようとしていた米国の計画に支障が生じるとみられる。また8日から開催される6カ国協議で再び検証議定書を採択するための談判が行われる見通しだ。
6カ国協議の北朝鮮側首席代表である金桂寛(キム・ケグァン)外務次官は5日、シンガポールの米国大使館でヒル米国務次官補と2回目の会合を終えた後、「2日間にわたり10・3合意の締めくくりに向けた具体的な問題を議論した」とし「“サンプル採取”は検証方法に関する問題であり、今後もう少し議論する必要がある」と述べた。
一方、中国は6カ国協議の北京開催(8-10日)を韓国や北朝鮮など6カ国協議関連国に非公式に通知した。
これを受け、今回の米朝会合で‘サンプル採取’表記を含む検証議定書の内容を事実上決めようとしていた米国の計画に支障が生じるとみられる。また8日から開催される6カ国協議で再び検証議定書を採択するための談判が行われる見通しだ。
6カ国協議の北朝鮮側首席代表である金桂寛(キム・ケグァン)外務次官は5日、シンガポールの米国大使館でヒル米国務次官補と2回目の会合を終えた後、「2日間にわたり10・3合意の締めくくりに向けた具体的な問題を議論した」とし「“サンプル採取”は検証方法に関する問題であり、今後もう少し議論する必要がある」と述べた。
一方、中国は6カ国協議の北京開催(8-10日)を韓国や北朝鮮など6カ国協議関連国に非公式に通知した。
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