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<環境キャンペーン>飼料になって海外に輸出される生ゴミ

 2日午後2時、京畿道漣川郡全谷邑(キョンギド・ヨンチョングン・チョンゴクウプ)の「イーサービス」工場。 2万3800平方メートルの敷地の工場で生ゴミを加工して飼料を作っている。 ソウル・京畿地域で回収された生ゴミは破砕機や塩分・油・水分を除去する遠心分離機を経て飼料原料になる。 これを高温・高圧で乾燥させれば3時間で飼料が完成する。

生ゴミを扱う工場だが、悪臭はない。 同社のイ・ボムソプ代表(51)は「国内に初めて導入したイオンプラズマ装備で悪臭を出す物質を分解し、においをなくしている」と説明した。

06年から稼働したこの工場は一日最大300トンの食物ゴミを処理し、30トン余りの飼料を作る。 ゴミを任せる市役所・区役所から1トン当たり7万ウォン(約4500円)の処理費用を受けるうえ、生産した飼料は配合飼料工場に1トン当たり10万ウォンで売れる。 日本・フィリピン・ベトナムなどに飼料5億ウォン分を輸出するなど、昨年100億ウォンの売上高を記録した。


生ゴミをリサイクルしながら環境も保護し、お金も儲ける。 低価格または無償で供給されるリサイクル飼料はすぐに品切れになる。 慶尚北道亀尾市(キョンサンブクド・クミシ)ファン・ジョング清掃行政課長は「92農家が飼料を希望しているが、一日25トンでは足りないので、日にちを決めて順番に供給している」と話した。

飼料の安全性にも問題はない。 京畿道楊州(ヤンジュ)でヘウォン農場を運営しているキム・ワンスさんは「この飼料を食べた鶏の産卵率は80%で、一般飼料とほとんど差がない」と語った。

今年、日本・チュニジアなどの外国公務員も技術を学びに来た。 韓国資源協会のチュ・ヨン会長は「生ゴミで飼料を作れば年間2200億ウォンの外貨を節約できる。入札適格業者評価制度を導入し、不良業者の乱立を防ぐ必要がある」と述べた。 現在、国内では一日1万3000トンの生ゴミが発生し、このうち94%が堆肥・飼料として再利用される。



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