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今年のヒット商品…低価格の衣類とPB製品/日本

日本では不況に強い製品が‘今年のヒット商品’となった。3日、日本経済新聞が発表した2008年度の一番の人気商品には「ユニクロ」「エイチアンドエム」、自主企画商品(PB)の3商品が選ばれた。これらの商品の共通点は‘中低価格と実用性’だ。

中低価格の衣類を販売している「ユニクロ」は先月の売り上げを32%に急増させ、‘不況商品の皇帝’に返り咲いた。「ユニクロ」の月間売り上げが30%以上増加したのは2001年以来の7年ぶりとなる。当時、日本は景気鈍化とデフレ(物価下落)が重なる複合不況に陥り、年末に低価格の防寒着が飛ぶように売れた。3日、「ユニクロ」銀座店には防寒用でコートの下に着用するフリースが再び登場した。

11月1日、銀座と原宿にオープンした中低価格の多国籍衣類ブランドの「エイチアンドエム」もブランド名と価格の安さから売り上げを伸ばした。またスーパーマーケットと小売店チェーンによって普及されたPB商品も、実用性を追求する消費者に受け入れられた。一方、デパートは年末の書き入れ時を迎えているが、苦戦を強いられている。また「任天堂」の「Wii」(ウィー)も‘健康商品’などで人気を呼んでいる。「Wii」はテレビにつなぎ、画面を見ながら身体機能測定や運動ができるプログラムだ。不況であればあるほど、健康管理に努めようという消費者心理を狙ったのが成功の鍵だ。

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