|
サッカースター、朴智星(朴智星、27、マンチェスターユナイテッド)の名をつけた道路が地方自体団体の間の紛乱に包まれている。
水原市は2005年6月、水原(スウォン)から華城(ファソン)につながる「朴智星路(パクチソンロード)」を開通した。2002年6月17日、韓日ワールドカップベスト16を決めた朴智星のゴールを記念しようという趣旨だった。
ところがここで問題が生じた。政府が今年発表した「道路名住所再整備計画」によると生存人物の名をつけた道路名は各種公的帳簿に記載する住所として使うことができない。これによって水原市庁は、法的道路名は姓を省いた「智星路」とし、既存名である「朴智星路」は名誉道路名にして表示板などで継続して使うことができるようにする案を準備した。
しかしこの案に華城市が反対している。東灘(トンタン)新都市造成で通行止めになっている「朴智星路」は、まもなく華城市盤松洞(パンソンドン)セントラルパークにつながる工事が完工する。華城市は「水原市区間(朴智星路)が1.3キロ、華城市の区間が3.4キロだから“セントラルパーク路”としなければならない」という立場だ。
2つの地方自治体が立場の違いを埋めることができず、この案件は現在、京畿道新住所委員会の審議を待っている。委員会はある一地方自治体の意見を採択するか第3の名前を決めることもできる。水原市土地情報課関係者は2日「両側の対立が激しく調整が難しいようだ」とし「実際につながっている道路だが基点と終点を異にしてもとの通りに2つ登録する方法もある」と述べた。この場合「朴智星路」という名前はそのまま維持される。華城市関係者も「上級機関で決める問題だが水原市が道路を分けて登録したいというのなら華城市も拒否する理由はない」と話している。
この記事を読んで…