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<野球>WBC予備エントリー発表…李承?・白蹉承が含まれる



「実力だけを見て選んだ。負傷の有無と国籍は次に考えたい」

第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)コーチ陣の代表選抜基準は確固としていた。しかし議論を呼びかねない名前も45人の先取候補リストに含まれた。


金寅植(キム・インシク)WBC監督は1日午後、代表チーム選定委員会と2時間余りにわたり会議を行い、45人のWBC代表候補選手リストを作成した。記者会見場を最もどよめかせたのは白蹉承(ペク・チャスン、サンディエゴ)だ。1998年に米国に渡った白蹉承は2005年4月に米国の市民権を取得した。一部からの「兵役を忌避するため国を裏切った」と批判の視線もあり、これまで韓国野球委員会(KBO)は白蹉承の代表選抜について言及していなかった。しかし今回は選定委員会の考えは変わった。

金監督は、「選定委員会で白蹉承の言葉を聞いてみたら、‘批判的な視線を恐れている’と言う。この問題が解決するならWBCに出たいというものと理解する。状況はもう少し見守ってみるが、実力だけ見るなら代表クラスの選手であることは明白だ」との考えを示した。

WBCは選手が元の国籍のチームを選んで出場できる。米国籍のマイク・ピアザの場合、第1回大会で父方の血統によりイタリア代表として出場したケースがある。

負傷で代表チーム出場を固辞した李承燁(イ・スンヨプ、巨人)も候補選手に選ばれた。金監督は、「李承燁の出場が難しいということは知っている。選定委員会に状況を十分に伝えた。しかしほとんどの意見が‘まずは李承燁をリストに入れ、巨人と李承燁を説得してみよう’だった」として選定理由を明らかにした。

所属チームが決まっておらず個人トレーニング中の金炳賢(キム・ビョンヒョン)も代表チーム合流の可能性が高まった。金監督は、「金炳賢と何度か電話したが、WBCに参加したいと言っていた。コンディションも良いようだ」と説明した。金監督は李承燁と白蹉承を除く5人の海外派は最終エントリー合流に困難はないだろう」と確信している。



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