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慶煕(キョンヒ)大学韓医学部は「2009年1学期から教養課程のほか、専攻必修課目の生理学、病理学、生化学などを英語で講義する」と30日、明らかにした。予科2年、本科4年のあいだに履修する約240単位の3分の1程度に該当する。
学校側は韓方の科目も英語の授業に段階的に転換していく方針だ。慶煕大学韓医学部の崔昇勳(チェ・スンフン)学部長は「学術と臨床で国際競争力を兼ね備えた人材を育成しなければならない時期に差し掛かっている」と話している。
大韓漢方医師協会によると、韓国、日本、中国など東洋の伝統医学が代替医学として注目を浴び、今年の世界市場規模は2000億ドルと集計された。2000年に比べると、3倍以上に増大し、2050年には5兆ドル規模にのぼるものと展望されている。
しかし、韓国における韓方医市場は飽和状態にある。韓国の韓方医師(9月現在)は1万4724人で5年前に比べ、約30%増加した。このため海外に目を向ける国内の韓方医師も増えている。
韓方医学用語を国際化させる作業も活発だ。世界保健機関(WHO)は2007年7月に韓方医学の国際標準用語集を発刊した。四象医学に出てくる‘太陽人’‘少陰人’は韓国の発音を取り、‘greater yang(Tai-yang) person’‘lesser yin(So-eum)person’と表記されている。
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