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<野球>三星-LG、解決策は‘日本人コーチ’?

 三星(サムスン)ライオンズとLGツインズが日本人コーチを招いた。 この3年間チーム打率が2割5分台と打線不振の三星は長島清幸打撃コーチ(47)を、5年連続でチーム防御率が4点台のLGは高橋三千丈投手コーチ(52)を招聘した。

両チームは異なる問題を抱えているが、解決策は‘日本人コーチ’という同じ処方を下した。日本人コーチが解決策になるのか。

▽インストラクターの限界


三星は07、08年のスプリングキャンプに日本人打撃インストラクターを招いた。 近鉄で78年に首位打者になった佐々木恭介氏だ。

佐々木氏はキャンプ期間中、自ら考案した「スポンジ球練習」を導入、シーズン中にも1、2回ほど大邱(テグ)を訪れ、有望株にワンポイントレッスンをしたが、効果は十分でなかった。 パク・ソクミン、チェ・ヒョンウが成長したのは軍服務時代の2軍での経験のためで、チェ・テインが唯一成功したといえるケースだ。 残りの有望株の潜在力を育てるのには失敗した。

LGもこの3年間、スプリングキャンプに有名投手コーチをインストラクターとして招いている。 06年にはメジャーリーグの名投手コーチ、レオ・マゾーニー(ボルティモアの投手コーチ)を招き、一週間の投手レッスンを任せた。

昨年はキム・イルヨン(元三星)、今年初めにはボブ・レイシッチ(サンディエゴ・マイナーリーグ投手コーチ)を教師として招いた。 有名人による短期教習にもかかわらず、04年から5年連続で防御率4点台という悪夢が続いている。

▽日本人コーチの招聘

1週間または1カ月未満では、選手個人の特性と問題点を把握して処方を下すには時間が足りない。 インストラクターが去ってしまえば教育もそれで終わってしまうからだ。 結局、意思疎通の問題はあるものの、フルタイムコーチとして招待し、日本のノウハウを学ぶことにした。

阪神と中日で打撃コーチを務めた長嶋清幸三星コーチは、若い選手に打撃と機動力を強調している。 特にホ・スンミン、ウ・ドンギュンを好打駿足の外野手に育てるのに力を注いでいる。 スピードが不足している三星打線の最も大きな弱点の解決が期待されている。

20年近く中日投手コーチを務めた高橋三千丈LGコーチは、インストラクターではなく正式コーチとして契約した。 高橋コーチは「投手にとって最も重要なのは低めに投げること」と強調した。 まだ短い時間だが、韓日投手と比較し、ボールを低めに集める能力の差を指摘した。 LGのマウンドの救世主になるのか、関心が集まっている。



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