軍部隊の軍楽隊長、A大尉(27、女)は昨年初めから上官の本部隊長B少佐(36)からストーカー行為を受けてきた。B少佐はA大尉に随時電話をかけ、ショートメッセージを送った。電話が1日約50通にのぼる場合もあった。1カ月間のショートメッセージが数百件に達した。B少佐はA大尉にカップルの指輪をプレゼントしようとしたこともあり、「ボーイフレンドと寝てみたか」と尋ねることもあった。
A大尉はこの事実を師団の法務参謀部に陳情した。しかしB少佐は警告処分にとどまった。むしろB少佐はA大尉を捜査しろと憲兵隊に要請した。A大尉が一日業務に予定されている「軍楽の予備閲兵に出席するように」という命令を拒否し、上官を侮辱したという理由だった。
普通軍事裁判所はA大尉の侮辱容疑に対しては無罪と判断した。だが命令拒否容疑に対しては「上官の正当な命令に不服する行為は、軍の存立自体に重大な脅威となる」とし、懲役6月と執行猶予1年を言い渡した。
しかし高等軍事裁判所は命令拒否の部分に対しても無罪を言い渡した。最高裁第1部(主審:車漢成最高裁判事)は27日、A大尉に対する上告審で、無罪を言い渡した原審を確定した。最高裁は「原審の判断が正しく、法理の誤解がない」と明らかにした。
A大尉はこの事実を師団の法務参謀部に陳情した。しかしB少佐は警告処分にとどまった。むしろB少佐はA大尉を捜査しろと憲兵隊に要請した。A大尉が一日業務に予定されている「軍楽の予備閲兵に出席するように」という命令を拒否し、上官を侮辱したという理由だった。
普通軍事裁判所はA大尉の侮辱容疑に対しては無罪と判断した。だが命令拒否容疑に対しては「上官の正当な命令に不服する行為は、軍の存立自体に重大な脅威となる」とし、懲役6月と執行猶予1年を言い渡した。
しかし高等軍事裁判所は命令拒否の部分に対しても無罪を言い渡した。最高裁第1部(主審:車漢成最高裁判事)は27日、A大尉に対する上告審で、無罪を言い渡した原審を確定した。最高裁は「原審の判断が正しく、法理の誤解がない」と明らかにした。
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