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政府「4大江整備」進める…野党「大運河の意図」と反発

政府が今後の4年間にわたって約14兆ウォン(約9000億円)を投入し、4大江の水路整備事業を行う方針を進めていることが分かった。

これに対し、野党側は「大運河事業に向けた地ならしではないか」と疑念を示し、議論が広がっている。国会予算決算委員会の崔英姫(チェ・ヨンヒ、民主党)議員が26日に公開した国土海洋部の検討報告書「4大江整備事業」によると、政府は洛東江(ナクドンガン)、漢江(ハンガン)、錦江(クムガン)、栄山江(ヨンサンガン)の4江を対象に、来年から2012年まで14兆1418億ウォンを注入して▽河道の整備▽排水閘門(こうもん)の増設▽堤防の補強▽川辺貯水池の造成――など河川整備事業を進める計画だ。

政府は河川を国家の新たな成長エンジンに活用するという目標の下、都心区間には自然型の堰(5カ所)を設けて「親水」空間として活用し▽エコトレイル(Ecotrail 自転車道・遊歩道・マラソン道など)の造成▽ヨット場、キャンプ場、文化財に連係した観光コースの開発――にも積極的に取り組むことにしている。4大江流域に川辺貯水池21カ所(洛東江17カ所、漢江3カ所、栄山江1カ所)を全額民間資本で設置し、運営収益を出せるレクリエーションの空間に活用するという計画も含まれている。


こうした政府計画について崔議員は「河道の整備を通じて洪水が疎通できる断面を拡大し、主水路を整備するのは典型的な運河推進事業であり、特に川辺の貯水池を民間資本で作るというのは、これを運河観光、物流ターミナルとして利用するという意図がうかがえる」と強調した。

しかし国土海洋部当局者は「気候の変化によって集中豪雨の際、降水量が激増し、堤防とダムを補強する必要がある」と釈明した後「浚渫(しゅんせつ)も汚染物質を除去するための措置であって、運河とは関係ない事業だ」と強調した。



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