水原三星（スウォン・サムソン）がこの冬、香港－日本－米国を回りながら世界的なチームと雌雄を争う「冬季計画」を確定した。 ０２年にアジアクラブ選手権とアジアスーパーカップで２連覇を果たして以来、７年ぶりにアジアチャンピオンを奪還するための野心に満ちた計画だ。

今季レギュラーリーグ１位で来年のアジアサッカー連盟（ＡＦＣ）チャンピオンズリーグ出場資格を獲得した水原は、来年初め、慶尚南道南海（キョンサンナムド・ナムヘ）でキャンプに入る。 続いて１月２４日から３０日まで香港で開かれるカールスバーグ杯に出場する。まだ相手は決まっていないが、ヨーロッパとアジアの強豪が出場すると予想される。 水原は２試合を行った後、すぐに日本・熊本で２週間の合宿に入る。


日本で体力トレーニングと戦術練習を終えた後、２月中旬には米ロサンゼルスに渡り、パンパシフィック選手権大会に出場する。 日本ナビスコカップ優勝チームの大分トリニータと米国の名門ＬＡギャラクシー、中国スーパーリーグの上位チーム（未定）が参加するこの大会は、優勝賞金７万５０００ドル（約１億ウォン）がかかっている。 水原は２月１８日に予選を行い、その結果によって２１日の決勝戦または３・４位戦を行う。

水原は３月１１日から始まるＡＦＣチャンピオンズリーグの組別リーグから９カ月間の大長征を始める。 水原は来年１２月にアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイで行われるクラブワールドカップ（Ｗ杯）出場を目標に、アジアチャンピオンを狙っている。

車範根（チャ・ボムグン）水原監督は「いつになるかは分からないが、クラブワールドカップで優勝するのが夢」と野望を隠さなかった。 水原のオ・クンヨン事務局長は「過去にないほど冬季の日程を充実させた。 この冬はＫリーグを越えてアジア・世界へ向かう。完璧に準備したい」と語った。