|
韓国人先輩打者にも‘左打者の天敵’という名声を継続できるのか。
左腕投手の李恵践(イ・ヘチョン、29)がヤクルト・スワローズに入団したことで、同じセリーグでプレーしている李承燁(イ・スンヨプ、32、読売)、李炳圭(イ・ビョンギュ、34、中日)との対戦に関心が集まっている。
国内で‘左腕スペシャリスト’と呼ばれた李恵践は先発で登板する可能性が高く、2人の韓国人打者と頻繁に対戦することが予想される。 韓国人選手の先輩・後輩間で‘生存競争’を繰り広げるのだ。
李承燁と李炳圭は韓国プロ野球で最高打者として活躍していたが、当時も李恵践との対戦では良い成績を残せなかった。 98年に李恵践が斗山(トゥサン)ベアーズに入団した後、李承燁は三星(サムスン)ライオンズでプレーした03年までの6年間、71打数17安打・17三振と打率2割3分9厘にとどまった。
李炳圭も打率2割3厘(64打数13安打)16三振と抑え込まれた。 韓国で‘安打製造機’と呼ばれた李炳圭も、李恵践の前ではヒットより三振のほうが多かったのだ。
李恵践は特に最高級左打者に強い面を見せ、注目を集めた。 通算最多安打を記録している梁埈赫(ヤン・ジュンヒョク、三星)は、李恵践が先発すればスターティングメンバーから外れるほどだった。 李恵践と梁埈赫の通算成績は打率2割6分1厘(69打数18安打)1本塁打・13三振。
特に李炳圭は今季のヤクルト戦で2割9分2厘(72打数21安打)3本塁打を記録し、ヤクルト戦に強い面を見せた。 李承燁は今季ヤクルト戦で打率1割7分1厘(41打数7安打)に終わったが、2本の本塁打を放った。 ヤクルト球団としては李恵践に掛ける期待が高まるしかない。
李恵践は「李承燁・李炳圭先輩との対戦はやさしくないだろう」とし「日本にはミートのうまい打者が多いので、球種を増やすとともに球速を上げて新しい環境に対応したい」と意気込みを表した。
この記事を読んで…