(左)申智愛、(右)李知姫 |
「初めての韓国人賞金王になる」(李知姫)
「勢いに乗って日本メジャー大会でも勝つ」(申智愛)
‘コリアン姉妹’李知姫(イ・ジヒ、29、真露ジャパン)と申智愛(シン・ジエ、20、ハイマート)が日本列島征服を宣言した。
李知姫と申智愛は27日から4日間、日本宮崎県宮崎ゴルフ場(パー72、6442ヤード)で開かれる日本女子プロゴルフ(JLPGA)シーズン最終メジャー大会、LPGAツアー選手権リコー杯に出場し、優勝を狙う。 今回の大会はJLPGAツアーの今季優勝選手と賞金ランキング25位以内の選手だけが出場するシーズン最終戦。
李知姫は今大会で31年のJLPGAツアー史上初の韓国人賞金王に挑む。 今季2勝の李知姫は現在、賞金1億1786万円でランキング1位。 2位(1億170万円)の横峯さくらとは1600万円、3位(9585万円)の古閑美保とは2200万円の差をつけている。
今大会の優勝賞金は2500万円。 横峯さくらが優勝した場合は3位以内に、 ディフェンディングチャンピオンの古閑美保が優勝した場合は7位以内に入れば、賞金王タイトルを獲得できる。
李知姫は「負担を感じるが、優勝して堂々と賞金王になりたい。 守りに入るよりも自信を持ってプレーする」と闘志を見せた。
LPGAツアー最終大会のADT選手権で優勝した申智愛は勢いを継続して‘メジャークイーン’を狙う。 申智愛は今年、国内メジャー3大会を制した。 また、LPGAツアーと欧州女子ゴルフツアー(LET)が共同で主管する全英女子オープンでも頂上に立った。 残りは日本舞台だけだ。
申智愛はADT選手権が終わった後、すぐに日本行きの飛行機に乗った。 やや疲労が感じられるが、自信に満ちている。 ADT選手権でアイアンショット、パット感覚が良かったからだ。
申智愛は昨年に続いて今年も、米国・日本・韓国を行き来する強行軍の中で優勝トロフィーを手にした。 今年の日本大会で好成績を残してる点も自信になっている。
申智愛は日本で開かれた5大会に出場し、ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ、ミズノクラシックを制するなど優勝2回・準優勝3回を記録している。
申智愛は「LPGAツアー最終大会で優勝しただけに、JLPGAツアーの最終大会も優勝で飾りたい。 自分には特に日本メジャー大会の優勝トロフィーが必要」と勝負欲を表した。
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