文化体育観光部（文化部）は２４日、アニメ・キャラクター・漫画など文化コンテンツ産業を育成するため、２００９年から５年間に計４１３２億ウォン（約２８０億円）を投入するという内容の「１００年感動のキラーコンテンツ育成戦略」を発表した。

柳仁村（ユ･インチョン）長官のブリーフィングで発表されたキラーコンテンツ育成戦略には、アニメ・キャラクター・漫画産業育成案、流通革新および専門人材養成案などが盛り込まれている。 今後５年間に約４０００億ウォンを投入して海外で競争力ある５件以上のキラーコンテンツを育成し、これを通じて市場売上７兆ウォン、海外輸出２０億ドル、新規雇用１万人創出を達成するという目標だ。 ２０１３年までに漫画に５００億ウォン、アニメに１０００億ウォン、キャラクターに６００億ウォン、人材養成に２０００億ウォンを支援することにした。

アニメ産業は優秀コンテンツの制作とマーケティング支援のための「グローバルアニメーションプロジェクト」に２０１３年まで１５０億ウォンを投入するほか、大型モール・空港・ディスカウント店などに「文化コンテンツポストマーケット」を構築し、優秀な国産アニメ商品と派生商品の内需市場進入を活性化することにした。 キャラクター産業の育成のためには、流通活性化に向けてにオンラインショッピングモールにキャラクターを含む文化コンテンツ商品専門館を開設し、ソウルキャラクターフェアを国際的レベルの世界的ライセンス展示会に育成すると明らかにした。


このほか、グローバル競争力を備えたコンテンツ産業分野専門人材養成のために来年上半期から「海外巨匠マスタークラス」を運営し、国内大学に企業参加型文化コンテンツ学科を開設する案などを推進することにした。

特に文化部は、ミッキーマウスのように世界市場を攻略する国産キラーコンテンツを育成するために、毎年、公募を通じて３－５件を発掘し、各プロジェクトに１０億ウォンを支援することにした。