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MB「前代未聞の危機への対応策が必要」

李明博(イ・ミョンバク、MB)大統領とブッシュ米大統領、麻生太郎首相の3カ国首脳会談は23日(日本時間)、アジア・太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開幕する直前、ブッシュ大統領の宿舎のマリオットホテルで10分間にわたって行われた。

韓米日3カ国の首脳が会ったのは06年11月にベトナム・ハノイで開催されたAPEC以来だ。3カ国の首脳は、毎年開かれるAPECの期間に3カ国首脳会談の開催を定例化することで一致した。

◇MB「経済危機、前代未聞の対策講じるべき」=李大統領はこれに先立って開かれたAPEC「CEO(最高経営責任者)サミット」で基調演説を行い「今は前代未聞の危機で、それに相応する前代未聞の対策を講じなければならない」と述べた。李大統領は世界金融危機に関し「景気活性化に向け、各国は財政支出の拡大と減税などで内需の回生に尽力しなければならない。中小企業に対する格別な配慮が必要であり、地域間の協力と国際社会の連携を通じ、その効果を倍加させるべきだ」と述べた。


◇ビジネスフレンドリー外交=李大統領とガルシア・ペルー大統領が行った22日の首脳会談は「ビジネスミーティング」の姿だったと青瓦台(チョンワデ、大統領府)の李東官(イ・トングァン)スポークスマンが23日、伝えた。会談のテーブルには、冒頭から最後まで投資、経済協力など経済的かつ実務的なアジェンダのみ載せられたという。

李大統領は前日、同行した企業家らにも「ビジネス・フレンドリー(企業に配慮する)」の姿勢を示した。南米歴訪に同行するため民航機を利用している三星(サムスン)電子の李基泰(イ・ギテ)副会長ら企業家が21日、リマに移動する際、直行便がなくサンパウロを経由しなければならないという報告を受けた後、李副会長など8人の企業家と随行員が大統領のチャーター便を利用できるよう、便宜を提供した。



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