厳密にいえば3カ国だけの合意で6カ国協議が開かれるわけではない。残りの関係諸国の同意が必要だからだ。特に北朝鮮の立場が決め手となる。しかし前後の事情から考えて、関係諸国の立場と利害関係が、概して「12月初旬の再開」の方向にまとまりつつあるとみられる。
ひとまずブッシュ大統領が、退任前に6カ国協議を開き、主要懸案の核検証問題を妥結しようと強く決意しているものとみられる。米国は昨年1月、ドイツ・ベルリンでの朝米首席代表会談以来「施設の閉鎖(シャットダウン)-核無能力化-核廃棄」という段階的な接近方法により、北朝鮮との交渉の枠組みを維持してきた。
ひとまずブッシュ大統領が、退任前に6カ国協議を開き、主要懸案の核検証問題を妥結しようと強く決意しているものとみられる。米国は昨年1月、ドイツ・ベルリンでの朝米首席代表会談以来「施設の閉鎖(シャットダウン)-核無能力化-核廃棄」という段階的な接近方法により、北朝鮮との交渉の枠組みを維持してきた。
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