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新車を中古車価格で、各社が割り引き実施



年末は自動車セールのシーズンだ。年末になると消費者が来年の新年式モデルを買うため自動車購入を控えるものだ。そのため在庫を処分するために各社は11月から割引を行ったりする。

今年は特に割引率が高い。昨年まではモデル別で20万~30万ウォン程度割り引くのが普通だった。しかし今年は景気低迷で自動車販売が大きく冷え込んでいることから在庫が増えている。あせった自動車メーカーは大幅な割引を掲げている。在庫車は最大で10%まで割り引くケースもある。


双竜(サンヨン)自動車は18日から、スポーツユーティリティ車(SUV)の全モデルについて、登録税と取得税を支援している。SUV販売100万台突破を記念したイベントで、事実上自動車価格の7%を割り引いている。‘レクストン’‘カイロン’は自動車価格の30%を手付金として払うと、36カ月の無利子割賦を選択できる。

GM大宇(デウ)も販売条件を変えて割引の幅を拡大した。‘マティス’はエアコン(55万ウォン)、‘ウィンストーム’は自動変速機(165万ウォン)を無償で装着し、‘トスカ・プレミアム6’を購入するとガソリン代として110万ウォンを支援する。

現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車も基本割引のほか在庫モデルの場合は追加で価格を割り引いている。‘ジェネシス’の場合、基本条件は200万ウォンの割引だが、9月に生産された車両は100万ウォン、8月に生産された車両は200万ウォンをさらに追加で割り引く。起亜自動車も9月以前の生産分については追加で自動車価格の5%程度を割引している。

ルノー三星(サムスン)は‘SM’シリーズを購入したすべての顧客に70万ウォンのガソリン代を支援する。‘QM5’の購入者には、86万~91万ウォン相当の全自動サンルーフを無償で装備する。

在庫負担が大きいのは輸入車も同様だ。輸入車市場が急速に成長し各社とも3~4カ月前までは注文を増やしていた。しかし先月からは金融危機により割賦販売が制限され輸入車販売は急減している。ディーラーは価格を引き下げたり、ナビゲーションなどを無料で提供することで在庫減らしに力を入れている。ランドローバーは来月までに購入する顧客に登録費用の一部を支援するイベントを進めている。フォードは‘トーラス’を今月中に現金で購入する場合、490万ウォンを割り引く。インフィニティ(G35セダン、EX35、M35、M45)は登録税、ボルボ(S80、D5)は登録税と取得税を支援するプロモーションを展開中だ。

自動車価格そのものを引き下げた輸入車もある。メルセデス・ベンツ・コリアは、‘ニューS350L’を2200万ウォン引き下げた。レクサスは先月に最高級モデルの‘LS460’の価格を1000万ウォン下げている。



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