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仁川空港北側に第2旅客ターミナル増設へ

2015年ごろ、仁川(インチョン)国際空港北側に第2旅客ターミナルが増設される予定だ。現在の旅客ターミナルから北に4キロほど離れた所で、年間1800万人を収容することができる規模だ。

国土海洋部チョ・ノヨン空港計画課長は21日「仁川空港発展計画を担当する韓国交通研究院がこうした内容の建設事業案を発表した」とし「来年初め、基本計画を定めて発表する」と明らかにした。仁川空港には▽旅客ターミナル▽交通センター▽搭乗棟が1棟ずつある。滑走路は3つだ。第2旅客ターミナルは既存の旅客ターミナル(49万5000平方メートル)より小さな21万平方キロ規模だ。総事業費は3兆5000億~4兆ウォン(予想)で2015年の完工を目標としている。このターミナルができれば仁川空港の旅客処理規模は年間4400万人から6200万人に増える。

チョ課長は「中国北京空港の旅客処理用量は年間9500万人、香港チェックラップコック空港は7000万人、シンガポールのチャンイ空港は6600万人など、競争空港も規模を確張している」とし「仁川空港も競争力を上げるためには拡張を急がなければならない」と説明した。


第2旅客ターミナルは現在の交通センター裏に作る計画だった。しかしターミナルと飛行機の間の距離が遠くなってしまい、乗客の荷物を運搬する手荷物処理システム(BHS)の速度が下がる欠点が指摘された。入国乗客たちが荷物を受け取るために長い時間待たなければならない。

交通研究員関係者は「BHS問題は短時間に解決が難しく、既存計画のほかに北にターミナルを建設する案を提示した」とし「仁川空港鉄道を延ばし、高速道路も連結する」と説明した。





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