ブラジル訪問の日程を終えた李明博（イ・ミョンバク、ＭＢ）大統領が２０日（以下現地時間）、ペルー国賓訪問と第１６回アジア・太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議出席のため、ペルーの首都リマに到着した。

李大統領は２１日、ガルシア・ペルー大統領と首脳会談し、両国間のエネルギー資源協力、投資増進策などについて話し合う予定であり、２２、２３の両日はＡＰＥＣ首脳会議に出席する。ＡＰＥＣ首脳会議は、初日午前にＣＥＯ（最高経営責任者）サミット、同午後に第１回会議、翌２３日午前に第２回会議をそれぞれ行う。


李大統領はＣＥＯサミットの冒頭に演説し、９７年に東アジア通貨危機を克服した経験と、危機克服に向け、国際社会の連携の必要性を力説する計画だ。李大統領は２２日、ブッシュ米大統領、麻生太郎首相との３カ国首脳会談をはじめ、同会議期間中に主要諸国の首脳らと相次いで会談する予定だ。