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広告主脅迫事件の証人に脅迫・暴行した犯人を処罰

ソウル中央地方検察庁・先端犯罪捜査部(部長:具本鎮)は19日、「中央日報をはじめ、朝鮮日報、東亜日報の広告主脅迫事件の裁判過程において待機中の証人に暴行を加え、脅迫した犯人を探すよう、警察に捜査を指揮した」と明らかにした。18日、ソウル中央地法裁判所で開かれた裁判の証人である被害業者職員A氏が「法廷の前で待機していたところ、被告人側の参観人2人に脅迫されて暴行を加えられた」と証言したからだ。検察はこの日、ソウル中央地法裁判所管轄の瑞草(ソチョ)警察署に加担者の身元を早急に確認し、検挙するよう指揮した。

検察の関係者は「司法制度の根幹が裁判であるにも関わらず、待機中の証人に対していかなる形態であれ、暴行して脅迫的な行動を取るのは司法制度を否定する重大な犯罪行為」とし「犯人を早急に探して処罰したい」と話している。検察は証人に対する暴行や脅迫を加えた者に特定犯罪加重処罰法上の報復犯罪および刑法上の暴行・脅迫罪を適用する方針だ。「特定犯罪などの加重処罰に関する法律」(特加法)上の報復罪は、刑事事件の捜査および裁判の関連者に面談を強要または威力を行使した場合に3年以下の懲役に処される。A氏は証人席に立ち、裁判長に「被告側の参観人らが“お前らの会社、今に見てろ。また仕返ししてやる。顔もしっかり覚えておくからな”と脅し、肘で顔を押しのけた」と証言した。裁判長はA氏が指定した参観人らの退廷を命じ、法廷を警備させ証人を保護する措置を取った。

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