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中国「安保理常任理事国のうち唯一空母がない」

中国政府が空母建造計画を事実上公開的に認めた。

これまで西側メディアが着実に中国の空母建造計画を報道したが、中国政府はこれを否認して来た。

しかし中国国防省スポークスマンの銭利華所長は16日、イギリスのフィナンシャルタイムズ(FT)とのインタビューで「中国が空母を建造しても世界は驚いてはいけない」とし「中国はこれを近海の防衛に使うだけだろう」と明らかにした。銭所長は「10隻以上の空母を取り揃えた海洋大国と1、2隻の空母に近海防御目的だけで使う国は根本的に違う」と述べた。


中国共産党機関紙人民日報傘下環球時報など、中国メディアは17日、国内軍事専門家の言葉を引用し「インド、タイ、ブラジルなど一部の発展途上国さえ空母クラブに加入している状態で中国が空母を持つことができない理由がない」と報道し「西側メディアが中国の空母建造計画に対して過度な関心を見せること自体が非常に不公平な視覚」と指摘した。

中国軍事専門家の杜言氏は「中国内の民間専門家たちはずいぶん前から空母建造の必要性を力説してきた」とし「中国は1万8000キロの海岸線と300万平方キロの海域を持つ国なので、空母を保有することは極めて自然な選択」と強調した。

また「国連5の安全保障理事会常任理事国のうち唯一、中国にだけ空母がない。中国の軍事概念は“積極防御”を志向しているので、中国が空母を保有しても事後防衛の目的にのみ使われるだろう」と分析した。



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