本格的な冬の寒さが訪れる前に、韓国庶民が行なうこと…それは「キムジャン」。冬に備えてキムチを大量に作ってしまおう！というもの。特に今年は白菜が豊作、メラミン問題もあり、市販品を買わずキムジャンをするという家庭が多いそうです。




キムジャン関連行事もたけなわ。龍山(ヨンサン)区、旧首都女子高の運動場では１７日から３日間、全国最大規模の慈善キムジャンイベントが開催されます。なんと８千人ものボランティアが参加、準備をしたそうです。



まずは白菜、これがなくちゃ始まりません。京畿道(キョンギド)の農場から心をこめて運ばれてきました。その数、実に５万株！



すでに塩漬けされてやってきたので、それを水洗いします。あっちも白菜、こっちも白菜。洗うだけでひと苦労です。



白菜や大根以外にも、唐辛子、にんにく、生姜、塩、砂糖、塩辛など、キムジャンに必要な材料が大量に集められました。こちら、ネギは4000束！せっせと働くアジュモニ(おばさん)たちの背後には栄養ドリンクが…。ご苦労様です。



ちょっとだけ、いいよね…？

口元を真っ赤にしながらキムチを漬けている子どももあちこちに。



今回漬けたキムチは、恵まれない方たちに届けられます。キムチと一緒に笑顔も届け！心こもった手作りキムチがあれば、どんな厳しい冬もあったかく過ごせそうですね。