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日本会社員の3人に1人、弁当持参で出勤(1)

 東京の会社員、石川徹さん(40)は先月から弁当を持って出勤している。 以前は会社付近のおいしい店を回りながら800-1200円(約1万1400-1万7000ウォン)の昼食を食べていたが、最近、弁当に変えた。 また仕事帰りに同僚と焼き鳥を食べながら楽しむ酒の席もできるだけ自制している。 減給やリストラの心配があるというわけではないが、最近の株式暴落で損失が出ているうえ、原油・穀物価格の上昇で電気料金・水道料・食料品価格など物価が上がっているからだ。 さらに「世界的な金融危機で日本企業の経営環境が悪化している」というニュースが相次ぎ、自ずと出費を減らすようになった。

石川さんは「幼稚園に通う娘(5)にも、一食200円(約3000ウォン)の給食の代わりに弁当を持たせて通わせている」とし「週末も旅行や外食は控え、家で家族と料理を作って食べたり、ゲームをしながら過ごすことが多い」と話した。

石川さんのように不況と物価高の危機を迎えた日本の会社員が真っ先に減らしたのは外食費だ。 アンケート調査会社インテージが今月初め、会社員2400人を対象に実施した世論調査によると、会社員の36%が「弁当を持って通勤している」と答えた。 帰り道に同僚との飲み会を減らしたという人は40%にのぼった。


◆「一銭でも惜しむ」=全国920店舗以上があるホームセンター「コメリ」では、この秋、節水用品を求める客が増えた。 水洗トイレの節水器は10月の売上高が前年同月比で80%以上も増加した。 入浴水を洗濯機に移すポンプも20%近く増えた。 不景気にもかかわらず高価な電動自転車の販売はむしろ増えた。 交通費を節約する会社員が多いからだ。

ダイエーが運営する書店「アシーネ」は17日から来年2月末まで全国95店舗で、節約に関する本を集めた特別フェア「生活応援-かしこく生きる読書のすすめ-」を開く。 消費者の生活に役立つ本を集めて提供する。 生活の中で節約できる方法のほか、住宅購入や財テク・健康に関する本100冊を選んで展示する計画だ。



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