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今年のアジアシリーズは寂しい雰囲気の中で行われている。 スポンサーが手を引き、名前も「コナミカップ」から「アジアシリーズ」に変わった。
日本シリーズに日本最高人気チームの読売ジャイアンツが出場したときは雰囲気が盛り上がっていた。 しかし日本シリーズを制したのは西武ライオンズだった。 日本では今大会を地上波テレビが中継しないなど、関心が低下している。
大会運営方式にも冷たい風が吹いている。 この日、SKワイバーンズ-西武ライオンズ戦では、審判の競技運営が俎上に載せられた。 2回裏の朴栽弘(パク・ジェホン)の本塁打判定が問題だった。
朴栽弘が打球が左翼フェンスを越えると、三塁のリウェイゴン塁審(中国)はファウルと判定したが、その後すぐに本塁打に変更した。 あいまいな判定のため審判が集まって意見を交わし、結局、チファウォン主審(台湾)が本塁打という結論を下した。 テレビ中継の画面で確認すると、この打球はファウルに見えた。
こうした判定が出てきたのは、昨年の大会に比べて審判の数が減ったことによる影響が大きい。 昨年まで日本野球機構(NPB)は毎試合、主審と1-3塁審のほか、左右翼に外審も配置していたが、今大会では経費節減レベルで外審をなくした。
【ニュース特集】2008アジアシリーズ
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