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SKワイバーンズが日本シリーズ優勝チームの西武ライオンズを4対3で下した。昨シーズンには予選で中日に6対3で勝利し日本を驚かせたSKが、またしても日本最強チームを倒し、韓国野球の地位を高めた。
強力な打力と精巧な継投作戦が生み出した勝利だった。13日に東京ドームで行われたアジアシリーズ第1戦で西武と対戦したSKは、1回表に先取点を取られ不安なスタートを切った。しかし2回裏で朴栽弘(パク・ジェホン)のソロ本塁打で同点に追いついた。中継カメラには打球が左翼ポールの外側に向かうシーンがとらえられた。
SKは審判の誤審による騒ぎも静まらない4回裏、相手チームのダッグアウトに冷や水を浴びせる本塁打を放った。無死1塁から‘左腕キラー’李宰元(イ・ジェウォン)が西武の左腕、帆足の2球目を捕らえ左翼ポールを叩く2ラン本塁打を放った。SKは続く1死1・2塁から朴哉相(パク・ジェサン)の左適時打で4対1と引き離した。
西武の追撃は黄金の継投が防いだ。先発の金広鉉(キム・グァンヒョン)が4回で7被安打3失点と不振で、金星根(キム・ソングン)監督は5回2死から尹吉鉉(ユン・ギルヒョン)をマウンドに上げ火消しし、7回から李承浩(イ・スンホ)を登板させ3イニングを任せた。左アキレス腱負傷中の捕手朴勍完(パク・キョンワン)は8回に抑えの捕手として出場し2イニングにわたり卓越した投手リードを見せた。
【ニュース特集】2008アジアシリーズ
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