‘フィギュアの女王’金妍兒（キム・ヨナ）のように子どもをフィギュアスケート選手に育てようとする親が増えている。

美しい旋律に合わせて踊るように氷の上を滑るスケートを趣味にするにはそれほど費用がかからないが、選手に育てるには経済的な条件を勘案するしかない。

建国（コングク）大学スポーツ科学部のチェ・チョンラク教授がフィギュアスケートの費用について把握した結果、年間４０００－５０００万ウォン（約３００万－３８０万円）が必要になるという。 ただ、どこで合宿をするか、コーチ等級別のレッスン費、スケート場レンタル費、個人装備などによって費用に差が出る。


また‘マリンボーイ’朴泰桓（パク・テファン）とまでは言わないまでも、それなりの水泳選手に育てるには１カ月に５０－１００万ウォンがかかる。 プールがあればできる水泳に何の費用がかかるのか、と考えるのは誤算だ。 この場合もコーチレッスン費、プール使用料は別途に支払わなければならない。 チェ教授は「水泳は最も費用がかからない種目の一つ」と述べた。

一方、学生として選手生活をするのに費用が最もかかるスポーツは乗馬だ。 年間１億ウォンを超える。 これは馬と馬の管理にかかる費用のほか、競技がある度に馬も一緒に移動しなければならないからだ。チェ教授は「お金がなければできないスポーツが乗馬だ」と語った。