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<野球>李承?「最悪のシーズンだった」



恥・最悪…。読売ジャイアンツの李承燁(イ・スンヨプ、32、読売)が疲れた表情で吐いた言葉だ。

李承燁が11日に帰国した。この日、金浦(キンポ)空港で行った記者会見で、李承燁は「振り返りたくもないほど最悪のシーズンを送った」と語った。普段から慎重な表現を選ぶ李承燁らしからず、日本シリーズでの不振を自ら強く叱責した。


日本シリーズで18打数2安打(打率1割1分1厘)、12三振と振るわなかった李承燁は「このままワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出てもまた恥をかくだけ」とし、太極マーク返納の意思を繰り返し明らかにした。

--シーズンを終えた感想は。

「チームが日本シリーズで負けたし、自分がその原因であることはよく分かっている。相手(西武)にもてあそばれた」

--不振の原因は何か。

「準備が足りなかった。体を100%に作れなかった自分の責任だ。体のどこが痛いかは言えない。痛いと話すこと自体が言い訳になり、ストレスになる」

--WBCには参加しないのか。

「国のために出るべきだが、今の状態に出ればさらに恥をかくだろう。06年のWBC、オリンピック予選・本戦出場でシーズンの準備が不足した。残りの契約期間の2年はチームの優勝のために力になりたい。(韓国代表チームには)一塁手の後輩が多いので、自分が抜けても戦力の損失はないだろう」

--この1年を振り返れば。

「野球を初めて以来最悪の1年だった。オリンピックの金メダルは一生忘れることができないが、その瞬間はとても短かった。チームでは2軍にいる時間が長かった。支援して応援してくれる人たちに面目ない」

--金星根(キム・ソングン)SKワイバーンズ監督とは会ったのか。

「今日、電話だけした。(野球に関する話をしたのかという質問にとまどった後)こういう時に複雑な話をするともっと混乱する。金寅植(キム・インシク)代表チーム監督には近いうちに訪ねてWBC不参加について了解を求める。気楽に来年の準備をしたい」

--今後の日程は。

「ひとまず休みたい。体を早めに整えた後、個人トレーニングを急ぐ。1年前に手術を受けた親指の筋力を回復させるのが優先だ。今季はずっと親指の保護装具を使ったが、感覚が違った。

来年は安心してスイングできるよう準備したい」



【ニュース特集】WBC2009(ワールド・ベースボール・クラシック)

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