インターネットテレビ（ＩＰＴＶ）サービスが１７日からスタートする。

ＫＴは１１日、ＫＢＳ、ＭＢＣ、ＳＢＳの地上波３局のリアルタイム放送をそのまま行うＩＰＴＶを国内では初めて、来週から放送する計画だと明らかにした。同社は先月末、ＫＢＳとＳＢＳに続き、ＭＢＣともＩＰＴＶコンテンツ供給協約を結んだ。

ＫＴ関係者は、「地上波３局すべてが、送出を先に行い３カ月後に契約するという包括的な契約に合意した。まずはＩＰＴＶにコンテンツをサービスし、利用料は加入者の規模により今後精算する方式だ」と話している。


同社のＩＰＴＶサービス‘メガＴＶライブ’は、地上波３局の番組と、映画チャンネルＯＣＮをサービスするマルチチャンネル事業者（ＭＰＰ）のオンメディアのコンテンツ、多様な映画とドラマを用意したビデオ・オン・デマンド（ＶＯＤ）サービスを基本にしている。またＫＴの子会社であるオリーブナインのドラマ「ミステリー刑事」と、サイダスＦＮＨの映画「ストーリー・オブ・ワイン」「殺したい男」「オフライン」「ジャスト・キディング」の４作の双方向コンテンツも登場する。双方向コンテンツは視聴者が中間ごとストーリーを直接選んで見られるプログラムだ。

ＩＰＴＶ事業者として許可を受けたＳＫブロードバンド（旧ハナロテレコム）とＬＧデーコムも来月に商用サービスを開始する計画だ。放送通信委員会関係者は、「１２月１２日に政府とＩＰＴＶ関連業界が集まり、ＩＰＴＶ時代開幕の宣言式を行う予定だ。式を前後してＳＫブロードバンドとＬＧデーコムも商用サービスを行うだろう」と話している。