２００８年国内プロ野球を制したＳＫワイバーンズが今度はアジアチャンピオンに挑む。

ＳＫは１１日午前、日本・東京へ出国、１３日から始まる２００８アジアシリーズに備える。 今年で４回目を迎えるアジアシリーズは、韓国・日本・中国・台湾のリーグ優勝チームが対戦してアジア最強チームを決める大会。


今年は韓国シリーズ優勝チームのＳＫワイバーンズをはじめ、西武ライオンズ（日本）、天津ライオンズ（中国）、統一ライオンズ （台湾）が出場する。 ４チームがリーグ戦を行い、上位２チームが決勝で対戦する。

◆準備を徹底＝ＳＫは今シーズン終始、「０８年の目標はアジア征服」と強調してきた。 ＳＫは昨年のアジアシリーズ予選で、韓国チームでは初めて日本チームの中日ドラゴンズに勝った。 しかし決勝では惜しくも敗れた。

過去と同じことを繰り返さないために今年のＳＫは徹底的に準備している。 韓国シリーズを制したＳＫの選手は２日後に練習を再開した。 日本シリーズには戦力分析チームを派遣した。 金星根（キム・ソングン）監督もアジアシリーズに向けた準備のため９日に日本入りした。

◆左腕投手と機動力が武器＝ＳＫ優勝の最大の障害はもちろん日本の西武。 攻守のバランスがよい西武は特にマウンドが難攻不落だ。

日本シリーズを見たキム・ジョンジュンＳＫ戦力分析チーム長は「西武投手陣のコンディションがいい。 先発陣は攻略が難しく、打線も一発があり、集中力が高い」と評価した。

金監督は日本シリーズ第４戦で完封勝ちした岸孝之を絶賛し、「韓国チームは好投手が１－２人しかいないが、日本チームには何人もいる。 韓国の打者が日本投手の壁を乗り越えなければならない」と強調した。ＳＫの秘策は左腕投手と機動力。 金監督は「簡単なことではないが、全力を投じていい試合をしたい」と語った。