東海(トンヘ、日本名・日本海)で試験航行を行っていたロシアの原子力潜水艦「ネルパ」が事故を起こし、乗組員およそ20人が死亡したとロシアの通信社RIAノボスティなど地元マスコミが9日、報じた。
ロシア海軍のディガロスポークスマンは「太平洋艦隊所属のアクラⅡ型級原子力潜水艦1隻が東海で試験航行の途中、消火装置が誤作動し、海軍とエンジニアら約20人以上が死亡、21人が負傷した」と発表した。続いて「潜水艦エンジンの核原子炉に被害はなく、船内の放射能漏れは正常な水準だ」とした。
地元マスコミも「事故が潜水艦の前方にある船室で起きており、核原子炉がある後部には何の影響も及ぼしていない」と報じた。
事故を起こした潜水艦は先月末に進水した後、試験運航をしていた8100トン級の「ネルパ」(アザラシ)とされる。最大水深600メートルまで下り、100日間浮かばずに作戦を遂行できる。ロシアは試験航行が終わる来年下旬に、この潜水艦を6億5000万ドルでインドに賃貸(10年間)する予定だった。
事故の当時、船には海軍81人と潜水艦制作会社から派遣されたエンジニアらを含め計208人が乗っていた。ロシア政府調査団は「消火装置の誤作動で鎮火用有毒ガスのフロンガスが発生し、閉鎖状態の船室にいた被害者らが窒息死したとみられる」と明らかにした。ロシア海軍によると、同潜水艦は試験運航を中断して沿海州の海軍基地に帰還中だ。
ロシア海軍のディガロスポークスマンは「太平洋艦隊所属のアクラⅡ型級原子力潜水艦1隻が東海で試験航行の途中、消火装置が誤作動し、海軍とエンジニアら約20人以上が死亡、21人が負傷した」と発表した。続いて「潜水艦エンジンの核原子炉に被害はなく、船内の放射能漏れは正常な水準だ」とした。
地元マスコミも「事故が潜水艦の前方にある船室で起きており、核原子炉がある後部には何の影響も及ぼしていない」と報じた。
事故を起こした潜水艦は先月末に進水した後、試験運航をしていた8100トン級の「ネルパ」(アザラシ)とされる。最大水深600メートルまで下り、100日間浮かばずに作戦を遂行できる。ロシアは試験航行が終わる来年下旬に、この潜水艦を6億5000万ドルでインドに賃貸(10年間)する予定だった。
事故の当時、船には海軍81人と潜水艦制作会社から派遣されたエンジニアらを含め計208人が乗っていた。ロシア政府調査団は「消火装置の誤作動で鎮火用有毒ガスのフロンガスが発生し、閉鎖状態の船室にいた被害者らが窒息死したとみられる」と明らかにした。ロシア海軍によると、同潜水艦は試験運航を中断して沿海州の海軍基地に帰還中だ。
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