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また釈然としないエッジ注意判定も
キム・ヨナがグランプリシリーズ5大会連続優勝した。グランプリファイナル2回優勝まで合わせればグランプリ大会7大会連続優勝となる。
しかし前回のショートプログラムに続き、審判判定は釈然としなかった。キム・ヨナは8日午後(日本時間)、中国北京で行われた国際アイススケート連盟(ISU)グランプリ第3戦中国杯フリープログラムで技術点66.43点、芸術点61.68点、合計128.11点を獲得した。
前日、ショートプログラムで獲得した63.64点を合わせた総得点は191.75点で、2位の安藤美姫より約17点リードし、1位につけた。キム・ヨナはこれによりグランプリポイント30点を獲得し、来月10日から京畿道高陽(キョンギド・コヤン)市で行われるグランプリファイナル出場権も獲得した。
シェラザードの赤の衣装を着てアイスリンクに立ったキム・ヨナは、音楽に合わせ表情豊かに演技を繰り広げた。トリプルフリップ-トリプルトウループジャンプで演技を始めたキム・ヨナは「弱点」だったトリプルループも見事に消化した。トリプルルッツジャンプ着地ではミスをしたが、残りの演技は水が流れるように自然だった。
問題はテクニカルパネルの判定。ショートプログラムのときと同じ構成のテクニカルパネル3人は、キム・ヨナのトリプルフリップ-トリプルトウループジャンプに対し「注意」の判定を下した。これまで「ジャンプの教科書」と呼ばれ約2点の高い加算点を受けてきたキム・ヨナとしては不可解な部分だ。
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