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激しい不振に陥った巨人の李承燁(イ・スンヨプ)が、6日に西武ドームで行われた日本シリーズ第5戦でスタメンから外された。李承燁は9回で代打として出たが、死球を受け出塁した。巨人は7対3で西武に逆転勝ちし、3勝2敗で日本シリーズ優勝に王手をかけた。
李承燁は日本シリーズで12打数1安打(打率0.083)8三振と極度の不振に陥っている。前日の第4戦では3打席連続三振を含め4打数無安打にとどまり、井原コーチは「短期戦で成績の悪い選手をそのままにしておけば流れもそうなってしまう」と懸念していた。打順の降格は予想されたが、巨人は李承燁をスタメンから外す厳しい対応を取った。
李承燁に代わり5番指名打者として出場した阿部はこの日、2度の同点打を含め4打数2安打1本塁打と猛活躍した。しかし8・9日に東京ドームで行われる第6・7戦はセ・リーグ規定により指名打者制を使えず、今後の李承燁の出場可能性はまだ残されている。
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