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少し足りなかった。しかし依然として1位はキム・ヨナのものだった。
フィギュアの妖精ことキム・ヨナ(18、軍浦スリ高)が6日、北京で開かれたフィギュアスケートグランプリシリーズ第3戦中国杯のショートプログラムで、技術点34.48点、芸術点29.16点を取り、総合63.64点を獲得した。先月の第1戦スケートアメリカで取った69.50点を5.86点下回った。
在住韓国人と遠征応援団の熱烈な応援の中、最後となる12番目にリンクに登場したキム・ヨナは、‘死の舞踏’に合わせ強烈な表情で演技を始めた。
‘ジャンプの教科書’と呼ばれたキム・ヨナは、トリプルフリップ-トリプルトゥループでエッジの踏み切りミスで0.8点を減点され、続くトリプルルッツジャンプでは回転数が足りなかった。レイバックスピンではレベル4で前大会(レベル3)より点数は上がったが、残るスピンとストレートラインステップでは前大会と同様レベル3の判定を受けた。
大韓スケート連盟のイ・ジョンス専務理事は、「おかしなことに全体的に体が重く見えた。前大会のときのなめらかなスパイラルシークエンスのつなぎ方も不安だった。しかし2回目の大会はいろいろと負担も多い、選手自信も‘前大会よりしっかりやらなければ’という重圧感があり、審判も‘前大会よりうまくやったが見ていろ’という心理があり、むしろ点数が下がる傾向がある」と説明した。
日本の安藤美姫は59.30点で2位となり、フィンランドのレピストが58.60点で3位となった。キム・ヨナは8日午後5時(SBSで生中継)からフリープログラムに出場する。
【ニュース特集】‘フィギュアの妖精’ キム・ヨナ
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