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現代モービス、‘韓国のデンソー’夢見る

 現代(ヒョンデ)モービスが現代オートネットを引き受け、現代車グループの電子部品事業を総括することになった。 これに先立ち10月には現代ロテムのハイブリッドモーター事業も引き受けることにした。

これを受け、現代モービスは次世代成長動力であるハイブリッド事業核心部品の電子制御システムと駆動モーターを開発することになり、世界的な部品業者に飛躍するための基礎を築いた。 これに伴い、現代モービスは世界1位部品業者である日本トヨタグループのデンソーをベンチマーキングし、新しい成長ビジョンを打ち出すことにした。

現代モービスとしては電子部品事業を3年ぶりに取り戻したことになる。 05年、系列会社調整業務を担当していたチェ・ヤンギ画調整室社長が電子部品事業をすべて現代オートネットに移管したからだ。 その後、現代オートネットは車両用電子部品などを担当した。 当時、現代モービスは新設した電子部品研究所と関連人材も現代オートネットに譲った。 部品別に専門会社を指定し、事業領域を調整したのだ。


しかし現代オートネットはカーオディオ・ナビゲーションでは競争力があったものの、パワートレイン電子制御分野などは海外業者に依存してきた。 その後、現代モービスも総合部品業者の夢をあきらめ、サービス部品流通と単純組立生産のモジュール事業に力を注いできた。 こうした部門の売上高が全体の9割を占めた。 部品事業の場合、エアバッグとブレーキ装置、モーター駆動パワーステアリング(MDPS)分野で売上高が1兆ウォン(約750億円)にすぎなかった。



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