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プロ野球ハンファ・イーグルスの金寅植(キム・インシク、61)が、来年3月に行われる第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表チーム監督に選任された。しかし金監督はまだ受諾の意思を明らかにしておらず、監督決定は難航することが予想される。
韓国野球委員会(KBO)は5日、ソウル道谷洞(トゴクドン)の野球会館で技術委員会を開き、満場一致でWBC第1回大会で韓国をベスト4に導いた金監督を推挙した。
しかし金監督は、「まったく考えていなかった。健康問題もあり現時点では答えられない」と述べた。2005年末に脳梗塞で倒れたことがある金監督は、「すでに第1回大会の後に監督はやらないと明確に話しているのに思いがけない連絡を受けた。WBC監督は金星根(キム・ソングン)監督が務めるのがいい」とし、受諾の意思ははっきり示さなかった。
KBOの河日成(ハ・イルソン)事務総長は、「技術委員らと早期に金監督に会い説得したい」と話している。また技術委員会の尹東均(ユン・ドンギュン)委員長は「金卿文(キム・ギョンムン)監督はオリンピックを最後に代表チーム監督を辞任するとの意向を示した。金星根監督に会いお願いしたが、健康上の理由で固辞した」と説明した。
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