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<米大統領選>駐韓米大使「韓国政治家の意見聞きたい」

米国史上初の黒人大統領が誕生した5日午前、与野党の政治家が駐韓米国大使館の官邸に集まった。

キャスリン・スティーブンス駐韓米大使は同日、野党民主党の丁世均(チョン・セギュン)代表など与野党の政治家ら10人を官邸に招いた。

米大統領選の開票速報をともに視聴しようという趣旨だった。ここには丁代表をはじめ国会外交通商統一委員会に所属する与党ハンナラ党の権寧世(クォン・ヨンセ)、金忠環(キム・チュンファン)、民主党の申楽均(シン・ナッキュン)、自由先進党の朴宣映(パク・ソニョン)議員らが出席した。


議員らはスティーブンス大使とともに、大使館の官邸に設けられた大型スクリーンを通じCNNテレビの開票速報を見守った。スティーブンス大使は「今日は新しい米大統領が誕生する非常に興奮する日だ」とした後「新しい大統領の当選を共に祝いたいと思って韓国の政治家を招待した」と説明した。

事実上オバマ候補の当選が確実視される中で開かれた同イベントでは、出席者による「仮想投票」も行われた。与野党の政治家をはじめ外交関係者およそ100人が参加した投票では、オバマ氏が8割以上の得票率で圧倒的な支持を受けたという。

ある出席者は「米大使館関係者らがオバマ氏の当選を前提に、韓国政界の反応をうかがおうとする意図が見られた」と、雰囲気を伝えた。スティーブンス大使はこの日出席した政治家らに「どの候補が当選しても、韓国と米国の友好関係はより一層強固になるだろう」と述べた。



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