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<米大統領選>ケニア、オバマ氏当選祝う…6日を臨時公休日に

ケニアやインドネシアをはじめ、オバマ米大統領当選者と縁のある国でも歓声が湧き起こった。

オバマ氏の父親が生まれた国であるケニアの政府はオバマ氏の当選を祝うために6日を臨時公休日に指定した。オバマ氏が幼少時代を送ったインドネシアの首都ジャカルタではオバマ氏の学校の友人らが集まり、当選を祝うイベントを行った。

5日、AP通信などによると、ケニアの首都ナイロビの通りには星条旗とオバマ氏の写真がプリントされたTシャツであふれていた。オバマ氏の父親の故郷である西部のコゲロ村は世界各地から集まったマスコミや見物人で混雑していた。オバマ氏の親戚は「私たちはホワイトハウスに行く」と歌を歌いながら、周囲の人々と喜びを分かち合っていたとAP通信が5日、報じた。オバマ氏の腹違いの兄は「オバマの当選を祝うため、牡牛を捕まえるつもりだ。取材陣も今日は私たちとともに楽しもう」と話した。


また多くの人がテレビの前に集まり、州別の開票結果が出されるたびに「オバマ、オバマ」と連呼していたと、AP通信が伝えた。

貧民街のキベラでは数百人の群衆が歌を歌いながら、オバマ氏を祝う行進を繰り広げた。行進に参加したサムエル・ウマさん(36)は「オバマ氏の当選が昨年12月、数週間の暴力事態を招いた破滅的なケニア大統領選挙の傷を多少なりとも癒してくれた」と話し、感激していた。

しかしオバマ氏の当選がアフリカ人にとってはうれしいことではあるが、オバマ氏に大きな期待はしていないという意見もあった。高校生のギブスン・カイトさん(14)は「ケニア人としてオバマ氏を誇りに思うが、私たちはオバマ氏が(アフリカでなく)米国のために仕事をするということをよく知っている」と話した。



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