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KBS第2テレビの月火ドラマ「彼らが生きる世界」(脚本ノ・ヒギョン、演出ピョ・ミンス)は、トップスターのソン・ヘギョが4年ぶりにお茶の間に復帰する作品として関心が高かった。気さくなドラマプロデューサーを演じる姿も気になった。10月27日の初回放送当時もソン・ヘギョのスターパワーに相当に焦点が合わせられた。
ヒョンビンもまた相当なスターパワーを持っているため、ソン・ヘギョ、ヒョンビンの組み合わせの威力がどの程度なのかも関心事だった。7%前後の比較的低調な視聴率を記録したとき、人々は以前ほどでないソン・ヘギョのスターパワーをうわさした。それとともにソン・ヘギョの演技力についてもあれこれ多くの話が飛び交った。視聴率が低調で悪評が多かった。
--ソン・ヘギョの演技力についてあれこれ言われているが。
「人は本当に残忍だ。どうしてそのように悪い部分だけを取り上げようとするのか。ありもしない部分をつまみ出そうとする。私が見るにはソン・ヘギョはとてもよくやっている。私が書いた台本に自分のカラーを加える能力も優れている。分量がとても多く大変だと思うが一言も不満を言わず誠実に臨んでいる」
--そう言われるとソン・ヘギョレベルのトップスターと仕事をしたことはないようだが。
「事実、心配も多かった。ソン・ヘギョ、ヒョンビンとも大スターだ。こんな大スターに依存しながら台本を書いたことがなく心配した。しかし2人ともとてもよくやっている。台本以上のものを見せてくれている」
--ソン・ヘギョとヒョンビンに点数を付けるなら。
「100点満点の80点ずつあげたい。なぜ20点マイナスなのか? 私はいっぱい詰まってるのが好きではないからだ。どこか少し足りなく見えるのが人間的ではないか。2人とも徐々に足りない部分を埋めていくよう期待している。『彼らが生きる世界』が終わるころには89~91点くらいになるのではないか。点数はその程度だが、満足度は120%だ。ソン・ヘギョとヒョンビン2人とも期待を120%満たしている」
--どんな演技者が好きか。
「少し足りなく見える演技者が好きだ。鳥肌が立つほど演技のうまい演技者はそれほど好きではない。コップに例えると70%ほど水が入っているのが好きだと言える」
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