米国民が第44代大統領を選ぶ投票が4日午後2時(以下日本時間)にスタートした。米国内の時差のため、投票は5日午後3時にすべて終わる。激戦州の投票が締め切られる5日午前におおまかな結果が出るとみられる。米国の各テレビ局は通常、東部諸州の投票が終わる午前9時ごろから出口調査の結果を公開してきた。
今回の大統領選では、米国史上初めての「黒人と白人」の対決が繰り広げられた。ささいな事件はあったものの、人種問題が前面に浮上することはなかった。黒人候補の得票率が事前の予測を下回る政治現象の「ブラッドリー効果(Bradley effect)」が表れるかもしれないが、少なくとも大統領選の期間中に、米国社会は人種問題に対し、成熟した態度を見せた。マケイン候補陣営も白人を刺激する「人種カード」を使わなかった。
今回の大統領選では、米国史上初めての「黒人と白人」の対決が繰り広げられた。ささいな事件はあったものの、人種問題が前面に浮上することはなかった。黒人候補の得票率が事前の予測を下回る政治現象の「ブラッドリー効果(Bradley effect)」が表れるかもしれないが、少なくとも大統領選の期間中に、米国社会は人種問題に対し、成熟した態度を見せた。マケイン候補陣営も白人を刺激する「人種カード」を使わなかった。
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