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<インタビュー>「韓国IT業界、台湾に学ぶべき」



「韓国情報技術(IT)業界は台湾を見習うべきだ。 好調なハードウエア産業に韓国産ソフトウェア(SW)を接続させて同時発展を目指さなければならない」。

ビジネス・ソフトウェア・アライアンス(BSA)のロバート・ハリマン会長(55)の助言だ。 ハリマン会長は「韓国の低い知的財産権意識がソフトウェア産業だけでなく、映画・音楽などコンテンツ産業の発展を妨げている」と指摘した。


--経済危機が深刻だ。 ソフトウェア産業も打撃を受けているのか。

「ソフトウェアは経済・社会・文化の各種問題を解決するために存在する。 状況が厳しいほど、革新的・効率的なソフトウェアが登場する可能性が大きい。 また経済危機を克服するためには生産性の増大が重要だが、ソフトウェアの発達ほど効果的な道具はない」

--韓国ITの競争力が落ちた理由は。

「競争国はこの1年間、パソコン普及と超高速インターネット網設備に対する投資を増やしたが、韓国は大きな進展がなかった。 違法ダウンロード、個人情報の流出、知的財産権侵害問題もあまり改善されていない」

--韓国はIT強国だが、ソフトウェア産業は遅れている。

「違法コピーが開発者の意欲を失わせ、ベンチャー企業の存立を危うくしているからだ」

--知的財産権を保護するためにどんな努力が必要か。

「大規模なソフトウェア違法コピーが企業で行われている。 ソフトウェアも資産と見なし、相応の基準で管理しなければならない」

◆ビジネス・ソフトウェア・アライアンス(BSA)=ソフトウェア業界の声を代弁する非営利機関。 世界85カ国に事務所がある。 マイクロソフト・シスコシステムズ・IBM・インテルなど世界主要IT企業が加盟している。 「韓国のIT産業競争力が昨年の世界3位から今年は8位に落ちた」という結果で衝撃を与えた「世界IT産業競争力比較調査」の主管機関でもある。



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