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俳優キム・レウォン、包丁を置いて筆を取る



『食客』の料理の天才キム・レウォンが、今度は包丁を置いて筆を取る。

映画『仁寺洞スキャンダル』(サムジーアイビジョン映像事業団、パク・ヒゴン監督)が5日、クランクインし、主人公キム・レウォンのまた違う姿への変身が始まっている。


今回は東洋画を描く筆が演技のポイント。キム・レウォンは大韓民国最高の美術品復元技術を持った専門家イ・ガンジュンを演じ、冷徹ながらも知的な魅力を見せる予定だ。

もっともらしい腕前の犯人たちより一枚上の実力を見せなければならない人物だ。このために1カ月間、美術学校に通いながら東洋画の基礎を勉強した。短い期間だが強い集中力で早く絵を身につけた。

『食客』の料理の演技を直接やるほどに普段から手先が器用で習得も早かったという話だ。キム・レウォンの所属事務所側は「すでに家には筆と墨、画仙紙がいっぱいだ。周辺で1カ月間学んだだけにしては非常にすぐれているという評価を受けた」と話した。

『仁寺洞スキャンダル』は朝鮮時代画家安堅(アン・ギョン)の隠された名画『碧眼図』をめぐって繰り広げられる陰謀と反転を描く。

キム・レウォンのほかにオム・ジョンファ、キム・ジョンテ、マ・ドンソク、オ・ジョンセらとKBSアナウンサー出身であるチェ・ソンヒョンの女優デビュー作としても期待されている作品だ。

来年2月にクランクアップの予定だ。



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