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ヘリョン「3韓4日」生活…ついにNHKの番組進行役に(2)

「日本の代表コメディアン明石家さんまさんが進行する『踊るさんま御殿』に初めて出演したんです。

そこで韓国のようにリアクションを大きくして、分からない質問には「分からない」と率直に返事したら、ウケたんですよ。あの時『あ、猫かぶらずにありのままあのチョ・ヘリョン(ヘリョン)というキャラクターで日本でもいけそうだ』と思ったんです」日本のテレビに出る彼女を見ると、日本語はうまくできなくても“頑張り屋”だと感じる。

「日本と韓国を行き交って見るとまだ番組の中で韓国語が混ざることがあります。言葉が下手で、受け答えできずにもどかしかったことも1度や2度ではありません。それで8カ月前から日本人11人と一緒に住んでいます」


家族の話が出たので2人の子供のことも尋ねた。1週間に半分以上を離れて暮す母親に対して不満はないか。

「初めは申し訳ないとばかり言っていましたが、もう子供たちには『お母さんは忙しくしながらも頑張ってやっている』と言っています。私の母親も忙しく、私の面倒を見てくれることがあまりなかったのですが、大人になってみると当時を恨んだりすることはありません。私の子供たちもそうだと信じています」

家族との団らんもあきらめたまま1週間の3日を韓国で、4日を日本で過ごすのはたやすいことではない。

苦労を買ってでもしようとする彼女の目標は何か。

「日本では年を取っても活発に活動する芸能人の方が多いですね。堺正章さん、黒柳徹子さんなど60を過ぎていらっしゃいます。でも長い録画時間にもかかわらず大変だと不満ひとつもらさず働いています。韓国のように「私が先輩だから私を先に撮影してくれ」などということはないですね。そんな日本の芸能界を見て60、70になってもコメディアンを天職と思って働いていたいと思っています」





ヘリョン「3韓4日」生活…ついにNHKの番組進行役に(1)

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