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徐英勲(ソ・ヨンフン)元大韓赤十字社(韓赤)総裁(88)は最近、90歳を目前に控えた年齢で忙しく動き回っている。 ハンウリ共同線実践連帯・在外同胞教育財団・世界善隣会理事長など大きな団体で肩書きをいくつも持っている。 その徐英勲氏がもう一つ名刺を持つことになった。 来月スタートする大韓民国クリーンコンテンツ国民運動連合の初代議長を引き受けたのだ。 これは社会各界の著名人が主導する国民運動団体で、中央日報が後援する。
「ユビキタスの世の中はいつ、どこでも必要な情報を簡単に得られるという長所があるが、有害情報に容易に露出されるという副作用も大きい。 特に暴力・扇情的な情報があふれ、個人の人格と私生活を侵害するケースも急増している。 こういうものを正して、健全な情報流通文化を活性化させることが団体の設立趣旨だ」。
まずメディアを通じてキャンペーンを繰り広げる予定だ。 続いて健全かつ有用なクリーンコンテンツ公募行事を開いて褒賞し、「ダーティーコンテンツ」を監視するボランティア団を結成する計画だ。
この運動を海外に広めることも考えている。 まず来月、国連未来フォーラムと了解覚書(MOU)を交換することにした。 「メディアとインターネット技術の発達で有害情報が国境を容易に越える時代を迎えている。 地球村の共同対処が必要だ」という説明だ。 韓国放送公社(KBS)社長時代の経験が力になっているようだ。「当時は不適切な内容のドラマを含め、問題のあるプログラムは正すよう努力した」。
クリーンコンテンツ運動連合には文化部長官を務めた李御寧(イ・オリョン)中央日報顧問、カン・ジウォン韓国マニフェスト実践本部常任共同代表、ジェロム・グレン世界未来議会議長、パク・ウォンスン希望製作所常任理事など名望家が参加する。 12月7日午後2時、ソウル汝矣島(ヨウィド)国会図書館大講堂で同団体の発隊式が行われる。
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