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中国、最新ミサイルで米日MDに対抗

 中国が独自開発した最新型ミサイルを近く公開する。 米国と日本のミサイル防衛(MD)体制構築に敏感な反応を見せてきた中国が、対抗次元で公開すると分析されている。

北京青年報は2日、「新たに開発された国産ミサイルが初めて公開される予定」と報じた。 中国が構想中のMD体制を見せる舞台は、4日から6日間の日程で広東省珠海で開かれる第7回中国国際航空宇宙博覧会。

同紙は、中国航空宇宙科学技術集団(グループ)の消息筋を引用し、「中国のMD体制構想で注目されてきた航空宇宙科学技術集団が、さまざまな種類の新型ミサイルを今回の行事期間に見せる予定」と伝えた。 この業者は中国最大の航空宇宙関連製造企業で、中国が推進中のMD体制で核心的な役割をしている。


中国のMD体制と関連したミサイルは対空・対潜・地対地の3種類のミサイルで構成される。これと関連し、神鷹400誘導ロケットミサイル武器体系、FL-3000N艦艇自衛防御ミサイル体系、C705対艦ミサイル、C602対艦ミサイルなどが今回初めて公開される予定だ。

北京青年報はこれらミサイルの具体的な性能に言及しなかったが、「今回公開されるミサイルの規模と性能は、中国MD体制の揺りかごと呼ばれてきた中国航空宇宙科学技術集団の地位と実力に相応するレベル」と評価した。 また「陸上・海上・空中でミサイル体制を結合すれば中国のMD体制が完全になる」と展望した。

中国政府はその間、米国と日本が中国とロシアを制圧するためにMD体制構築を強化している、と非難してきた。 特に、韓国政府が米国と日本が主導するMD体制に賛同する可能性に神経を尖らせてきた。

毎年珠海で開かれる中国国際航空宇宙博覧会には、今年も全世界の主要航空宇宙関連企業が参加すると伝えられている。 現在、インドをはじめとする参加国の新型航空機が現地に続々と到着していると、人民日報は伝えた。



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