「観客と審判、みんなが演技を楽しめるようにしたい」。

‘フィギュアの妖精’金妍兒（キム・ヨナ、１８、軍浦スリ高）が３日午後（以下、日本時間）、ＩＳＵグランプリ第３戦「カップ・オブ・チャイナ」が開かれる中国・北京に到着した。


シーズン開幕のグランプリ第１戦「スケートアメリカ」で優勝した金妍兒は、スピンなど前回の問題点を補完し、より完璧な演技を見せるという意気込みだ。

金妍兒は「最初の大会の成績が良かったし、中国では昨年も大会に出場しているので相対的に気楽だが、油断できないレベルの選手たちが出場する。 米国大会の後、短い時間ではあったが、不足している点をいくつか補完しようと努力した。 今回の対戦でその成果を確認したい」と語った。

担当コーチのブライアン・オーシャー氏は「最初の舞台で心理的な負担感はかなり軽くなった。 現在、身体的にも調子が良いので、準備したプログラムをより完璧に見せることに焦点を合わせている」とし「振り付け－音楽－衣装などすべての要素に満足しているだけに、審判と観客が金妍兒の演技を楽しめるよう選手と一緒に努力している」と話した。

金妍兒は６日午後８時４５分から女子シングルのショートプログラム、８日午後５時からフリープログラムを演技する。 第１戦で一緒だった安藤美姫（日本）と第３戦でまた会う。